佐々岡が投げ、大野が抑え、前田が躍動! 今あらためて振り返る「1991年の広島カープ」
新井貴浩の2000本安打達成、黒田博樹の日米通算200勝、そして「神ってる」鈴木誠也のブレイク……。今季のプロ野球を大いに沸かせている広島が順調にマジックを減らし、優勝へのカウントダウンが始まった。
開幕前はエース・前田健太(ドジャース)の移籍による戦力ダウンが懸念されていたが、シーズンが始まると野村祐輔が先発の柱となって活躍。打線も1番・田中広輔、2番・菊池涼介、3番・丸佳浩の上位打線が機能し、攻守がかみ合い勝ち星を重ねてきた。
この調子でリーグ優勝を達成となれば、1991年以来25年ぶりとなる。セ・リーグでは一番優勝から遠ざかっていた広島だが、前回優勝した1991年はどんなシーズンだったのか。
「1991年の広島」をプレイバックしてみたい。