元ミスターライオンズ・松井稼頭央! 退団報道に際し、西武ファンのライターが思いの丈を吐露
10月12日付のスポーツ紙朝刊を見て、筆者はドキッとした。一面に「松井稼頭央」「退団」の文字がデカデカと載っていたからである。
西武黄金時代末期からの西武ファンである筆者。森祇晶監督時代から東尾修監督時代への移り変わりに立ち会い、そのなかで飛び出した新時代のキーマン・松井の姿には、常に魅了されてきた。
メジャーに旅立ったときも、楽天で日本球界復帰を果たしたときも気がかりだったが、西武ではなくとも「プレーする姿を見られる」ことに安心感があった。
しかし、今回は「退団」との報。このまま松井のプロ野球人生が終わってしまう可能性もあると思うと、本当に涙が出そうになる。
そこで今回は、筆者の心の選手・松井の西武時代(1994年〜2003年)の「攻」「走」「守」、それぞれの想いを述べたい。