1993(平成5)年秋のドラフトで、即戦力投手として1位指名された藪恵壹。ルーキーイヤーに9勝を挙げ新人賞を獲得するも、チームの成績は、入団から2002(平成15)年まで一度もAクラス入りなし。最下位続きの暗黒時代を支えたのが藪だった。2004(平成16年)に獲得したFA権を行使し、アスレチックスへ移籍。その後、数チームを渡り歩き、メジャーではトータルで100試合に登板、7勝を挙げている。