5月30日から明治神宮野球場では、東京六大学野球・春季リーグの最終節、伝統の早慶戦(慶早戦)が開催された。今季の優勝は、この早稲田大と慶應義塾大の2校に絞られていて、このカードで早稲田大が1勝すれば6季ぶりの優勝。慶應義塾大が連勝し、両校が8勝3敗の勝ち点4で並んだ場合、優勝決定戦が実施される予定だったり、両校応援部による挑発ポスターがネットやメディアで話題になるなど、盛り上がりは例年にも増して大きかった。試合は、早稲田大が1回戦は4−0で完封勝利し、優勝を決めると、2回戦は7−2で連勝。すべての対戦相手から勝ち点を奪う完全優勝で、今春の東京六大学リーグは幕を閉じた。