2015年の栄光はどこへ? 二塁・山田哲人以外を固定できないヤクルトの内野事情
5月14日に松山で行われたヤクルト対中日。荒木貴裕(ヤクルト)が今シーズンチーム2本目となるサヨナラ満塁本塁打を放った。
ヤクルト恒例の松山シリーズは2年連続でサヨナラ決着。守護神・秋吉亮が逆転弾をくらった前日の悪夢を振り払う一撃に、現地観戦者は大いに盛り上がっただろう。
「だろう」と書いたのは、筆者は現地で観戦していないからだ。筆者は神宮球場での試合は全試合観戦するものの遠征には行かない。理由は遠出をしてヤクルトが負けたら嫌だからである……。
さて、その試合には勝利したものの、今シーズンのヤクルトは苦戦を強いられ、16勝22敗の借金6で5位に沈んでいる。その要因の一つが内野陣の不安定さにある。