そうであってほしい!!バッセン男の願望の巻/第58打席
今回で第58弾!
漫画家・平沢健司さんは、現在『月刊チャンピオン』で連載中。野球部出身で、今でもバッティングセンター(通称“バッセン”)に通っている実践派。平沢さんの観察眼が光る奇妙なバッセンの世界をどうぞ!
まじめで優しくてがんばり屋さん。そして趣味はお菓子作り。きっとそんな娘なんだろ〜な〜彼女は。
すごい美人というわけではないが、こういう娘が将来、良い奥さんになるのだろう。姑とも良好な関係を築いてくれそうだ。
すると彼女、突然周囲をキョロキョロしだし、ボックス内に落ちていた500円玉を素早く自らのポケットに隠した。そして小声で一言
「ラッキー、タバコ代浮いた〜♪」
…………まぁ良い奥さんというのは経済観念がしっかりとしているもので………
画・文=(ひらさわ・けんじ)/ギャグ漫画家。「バッティングが好き」という理由だけで、小・中・高と野球を続けてきた。バッセンのお世話になった回数は数知れず。好きな打法は、天秤打法。好きな返しは、センター返し。『月刊チャンピオン』にて「アンダーライフ」連載中!