上半期は地方大学の活躍、下半期は名門の活躍が光った!アマチュア野球クイズ〜大学野球編
今年も熱い試合が続いた大学野球。
昨秋の桐蔭横浜大(神奈川大学リーグ)に続き、今春も上武大(関甲新学生野球リーグ)が日本一に輝き、プロ野球では小川泰弘(創価大→ヤクルト)、則本昂大(三重中京大→楽天)が1年目から活躍を見せ、地方大学リーグ勢の躍進がみられている。この流れもあり、今年の全国大会も好試合が続いた。
そんな中ではあったが、今秋の明治神宮大会決勝は昨春以来の『東京六大学リーグ(明治大)vs東都大学リーグ(亜細亜大)』のライバル対決となった。
試合は亜細亜大の嶺井博希(DeNA3位指名)が先制本塁打を含む全2打点を稼ぎ、守っては九里亜蓮(広島2位指名)と山?康晃の2枚看板を好リードし、見事にチームを日本一へ導いた。
そんな亜細亜大は、リーグ戦は制覇するも、全国大会では勝ち切れず、優勝は意外にも7年ぶりで、久々の日本一を果たした。
Q.亜細亜大は2013年秋まで東都大学リーグを何連覇しているでしょうか?
3連覇
4連覇
5連覇
6連覇
▲指揮を執る生田勉監督は「今回こそ日本一になるんだ、という選手の懸ける気持ちが本当に強かった。良いチームになりました」と目を細め、部員全員と握手を交わしていたのが印象的だった
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A.5連覇
一方、今春、その亜細亜大を倒し、見事に初の日本一となった上武大(関甲新学生リーグ)。MVPを獲得した横田哲や攻守でチームを引っ張った三木亮(ロッテ3位指名)の活躍も大きかったが、試合を決めたのは清水和馬の代打逆転満塁ホームラン。
Q.清水の大学野球人生は順風満帆ではなかった。苦労の多かった清水に当てはまることは以下のうちどれでしょうか?
1.4年間、公式戦で1安打しかしていなかった
2.もともとはマネージャーとして入部してきた
3.別の大学から転学して入部してきた
▲代打逆転満塁ホームランを放った清水和馬
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A.4年間、公式戦で1安打しかしていなかった
「彼はこれまで3年間、試合に出られないながらも、裏方の仕事をきっちりして、練習もコツコツやってきた選手。彼を出してダメなら後悔はなかった」
試合後、上武大学・谷口英規監督は殊勲のヒーローをそう評し、「(優勝の瞬間は)就任当初のことであったり、いろんなOBの顔が浮かびました」と涙ぐんだ。
また今夏には「日米大学野球選手権大会」が開催。メジャーリーグ予備軍ともいわれる、大学アメリカ代表と戦った大学日本代表は、最終戦にまでもつれる激戦を制し、2大会ぶり17回目の優勝を決めた。
そこでの活躍が光ったのが投手陣たちとそれをリードした亜細亜大の嶺井。大会後、善波達也監督は「嶺井が本当によくリードしてくれた。また投手陣が『アメリカはタテの変化に弱い』という事前情報に基づき、低めに良いタテの変化球を投げてくれた」とバッテリーを称賛した。
Q.そのタテの変化球を有効に使い、大会MVPに選ばれた投手とは?
1.山崎康晃(亜細亜大)
2.関谷亮太(明治大)
3.杉浦稔大(國學院大)
4.大瀬良大地(九州共立大)
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A. 関谷亮太(明治大)
タテに落ちるチェンジアップなどを武器に2試合で2勝を挙げ優勝に大きく貢献した。
今回は、「優勝までの苦労・立役者」にスポットを当てクイズにしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
来週は「社会人野球」をテーマにお届けいたします。
■プロフィール
文=高木遊(たかぎ・ゆう)/1988年、東京都出身。幼い頃よりスポーツ観戦に勤しみ、東洋大学社会学部卒業後、スポーツライターとして活動を開始。昨年は東都大学野球春・秋1部全試合を取材。大学野球を中心に、アイスホッケー、ラグビー、ボクシングなども取材領域とする。高木遊の
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