夏の日射しの下、熱戦を繰り広げる高校球児たち。熱中症にも気をつけてほしいが、日頃から鍛えている選手よりも観客の方が熱中症になってしまう例は多い。それだけに、甲子園の内野スタンドを覆う「銀傘(※当時は鉄傘)」のありがたみを感じている人も少なくないはずだ。観客席を覆うこの銀傘、いま使われているものは、なんと4代目にあたるという。甲子園球場の象徴の1つともいうべき銀傘はどのような運命を辿り、今日に受け継がれてきたのだろうか?