今年で初めての開催から100年目を迎える全国高等学校野球選手権大会(8月6日から開幕)の開会式後の始球式を、ソフトバンクホークス球団会長の王貞治氏が行うことが発表された。まさに節目の年にふさわしい人選といえるだろう。
王氏といえば通算868本塁打を放ち「世界の王」と称された巨人の現役時代はもちろん、巨人、ダイエー・ソフトバンク、そして第1回WBCで侍ジャパンを世界一に導いた監督としてのイメージも強い。しかし、高校時代は投打に渡って甲子園で活躍した素晴らしい高校球児だったことも忘れてはならない。今こそ「早実・王貞治伝説」を振り返ろう。