“冷静と情熱のあいだ”で投げ続ける・黒田博樹(ニューヨーク・ヤンキース)/第三十回
イラストレーター・横山英史と申します。このコーナーでは、ベースボールを題材にして、それをイラストで表現しています。
ニューヨーク・ヤンキースに移籍して2年目の黒田博樹投手。今シーズンも開幕からローテーションの一人として活躍しています。
ピンストライプのユニフォームもすっかり目に馴染んできました。今シーズンは完封勝利の試合もありましたし、調子が悪くても、悪いなりにゲームをつくり、安定してチームに勝利をもたらす投球で勝ち星を重ねていっています。
その投球を見ていると、ピンチが訪れても、点を失っても、常に冷静である印象と、ピッチングに対する熱い気持ち、情熱も感じられる、すごいバランスで投げ続けているイメージがあります。
今回のイラストは、黒田投手のクレバーな一面と、熱い一面をそれぞれブルーとレッドで表してみました。
今日は黒田のどんなピッチングが見られるか、と毎回の登板がとても楽しみで仕方ありません。
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絵と文=横山英史(よこやま・ひでし) /野球を題材にしたイラストを得意とするイラストレーター。スポーツ雑誌のイラストやオリックス・バファローズの選手紹介イラスト(2003〜2005年)や、メジャーリーグ カンザスシティ・ロイヤルズのクラブハウスに飾られているチーム歴代プレイヤーを描た作品なども制作。1980年生まれ。
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