両リーグとも優勝チームが決定し、レギュラーシーズンも終了。もちろん、両リーグのタイトル獲得者も確定した。
西武の143試合目にメヒアが34号本塁打で一歩先に出たかと思えば、144試合目に中村剛也が34号を放って、2人そろって本塁打王に輝いたり、パ・リーグ全体で最終戦となった10月7日の楽天vsオリックスでは則本昂大(楽天)が10奪三振を奪い、金子千尋(オリックス)を抜いて、最多三振奪取投手のタイトルを獲得したり、最後まで白熱したタイトル争いだった。そんな中、大きな反響を呼んだのが10月4日、楽天vsオリックスでの銀次(楽天)に対する5打席連続四球だ。打率.331でトップの糸井嘉男(オリックス)を5厘差で追う銀次はプロ初の1番に座るも、オリックス投手陣から5打席全て敬遠気味の四球を受けた。過去にもあった醜いタイトル争いと同じように、スタンドからは大ブーイングが沸き起こったという。