実力の世界といわれるプロ野球界。1年でクビになる選手もいれば、長年同じチームで存在感を示すミスター○○もいる。
そんなプロの世界ではベテランであってもその球歴はさまざまだ。華々しく、または実直にチームの顔となっているベテランもいれば、その実力を求められ、チームを渡り歩く仕事人もいる。
安定した環境が約束される“チームの顔”と比べ、己の実力を武器に球界を生き抜いてきたベテランはさまざまな環境を生き抜いてきた“苦労人”と言うこともできるだろう。
プロスポーツで移籍を繰り返す選手のことを英語では、「ジャーニーマン」と言う。直訳すれば「旅人」だが、その単語には“多くのチームから必要とされる男”“流しの仕事人”などの畏敬の念が込められ、好意的なシーンで用いられている。
今回、実力と経験を武器に日本プロ野球界で活躍するジャーニーマンを紹介したい。