ダメージ!!バッセン完治までおそらく4、5日の巻/第66打席
今回で第66弾!
漫画家・平沢健司さんは、現在『月刊チャンピオン』で連載中。野球部出身で、今でもバッティングセンター(通称“バッセン”)に通っている実践派。平沢さんの観察眼が光る奇妙なバッセンの世界をどうぞ!
なぜ・・・なぜチョーシに乗って3ゲーム(90球)も打ってしまったのだろう。只々、後悔の念がおしよせる。
とりあえず朝食を買いにコンビニへ。普段は歩いて5分のはずが、今日は18分もかかってしまった。しかも、お目当ての辛子高菜のおにぎりは品切れ状態。
仕方ない、帰るとするか。また18分かけてゆっくりと・・・
ってダメじゃん! 18分もかけて帰ったら朝ドラのスタート時間に間に合わないじゃん!! チクショ〜! まだ1度も見逃したことないのにっ!!
昔、こんな言葉がありました。
「ゲームは1日1時間」
私も1つ提案。
「左打席は1日10球」
画・文=(ひらさわ・けんじ)/ギャグ漫画家。「バッティングが好き」という理由だけで、小・中・高と野球を続けてきた。バッセンのお世話になった回数は数知れず。好きな打法は、天秤打法。好きな返しは、センター返し。『月刊チャンピオン』にて「アンダーライフ」連載中!