「W」マークの帽子、マリンブルー、YOKOHAMAの文字……。「横浜大洋ホエールズ」の時代
5月10日から12日まで、横浜スタジアムで行われたDeNA対中日3連戦。このカードでは、懐かしいユニフォームが復活した。
ホームであるDeNAの選手たちが身にまとったのは、1978年から1992年まで15年間着用していた横浜大洋ホエールズ時代のユニフォーム。本拠地が、川崎球場から当時新設された横浜スタジアムに移り、港町・横浜をイメージしたマリンブルーがチームカラーとなった。
何よりも斬新だったのは、ホーム用ユニフォームに「YOKOHAMA」と、チーム名ではなく地名が入った点だろう。チームは15年間でAクラスがわずか3回、最下位は3回と、決して強いチームではなかった。
しかし今でも、多くのプロ野球ファンには「横浜大洋ホエールズ」の記憶は残っている。そんな「横浜大洋ホエールズ」の時代を改めて振り返ろう。