惨め!!バッセンマナー違反の巻/第52打席
今回で第52弾!
漫画家・平沢健司さんは、現在『月刊チャンピオン』で連載中。野球部出身で、今でもバッティングセンター(通称“バッセン”)に通っている実践派。平沢さんの観察眼が光る奇妙なバッセンの世界をどうぞ!
「いい大人がなにやってんだ、コノヤロー!!」
みたいな、怒鳴られるタイプの説教であれば、逆ギレする事も可能なのだが、まさかの諭されるタイプのお説教。
これをされては、この男性客も、反論のしようがない。
その表情からは、
「本当に悪い事をした」
という深い反省の念が強く伝わってくる。
政治家が不祥事を起こした際には、ホームランボードにボールを当てさせ、このオッサンのように、本気で反省させてみるのも1つの手かもしれない。
画・文=(ひらさわ・けんじ)/ギャグ漫画家。「バッティングが好き」という理由だけで、小・中・高と野球を続けてきた。バッセンのお世話になった回数は数知れず。好きな打法は、天秤打法。好きな返しは、センター返し。『月刊チャンピオン』にて
「アンダーライフ」連載中!