“アンタッチャブル・レコード”の領域に向かって 打ち続けるヒットメイカー・イチロー(ニューヨーク・ヤンキース)
現地時間8月21日、ニューヨーク・ヤンキースのイチロー選手が、日米通算4000本目となるヒットを打ちました。タイ・カッブ選手(デトロイト・タイガースほか)、ピート・ローズ選手(シンシナティ・レッズほか)、につづく史上3人目の大記録達成の瞬間でした。
1991年オリックス・ブルーウェーブに入団。翌年にプロ初ヒットを打ってから22シーズン目で迎えた大きなマイルストーン。その間常に高いレベルで、毎シーズン、コンスタントにヒットを打ち、数々のタイトル獲得や歴史的な記録をいくつも塗り替えてきたイチロー選手。
今回は、そんなイチロー選手と、メジャーリーグで通算4000本ヒットを記録している、タイ・カッブ選手とピート・ローズ選手を描きました。
ヒットを打つ優れた能力だけでなく、20年以上の長いキャリアで大きなケガがなく常に第一線でゲームに出続けた点が、この3人には共通しています。そのことに関しても、とてつもなくすごいことだと再確認させられました。
イチロー選手には、まだまだこれからも高いレベルでプレーしている姿をファンとして見続けていきたいです。誰にも真似できないような、前人未到の領域に達するまで……。
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絵と文=横山英史(よこやま・ひでし) /野球を題材にしたイラストを得意とするイラストレーター。スポーツ雑誌のイラストやオリックス・バファローズの選手紹介イラスト(2003〜2005年)や、メジャーリーグ カンザスシティ・ロイヤルズのクラブハウスに飾られているチーム歴代プレイヤーを描た作品なども制作。1980年生まれ。
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