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がんばれ楽天!「クラッチ」の名前の由来を今こそ思い出すんだ!!

イヌワシに低空飛行は似合わない
だから、もっと高く、もっと強く──


「絶滅危惧種に指定されているイヌワシの生息数が大幅に減少。500羽程度となっていることが分かった」

──先日、こんなニュースが報じられた。日本イヌワシ研究会の調査によれば、1986年以降、イヌワシの生息数は減り続けていて、過去33年でつがいの数は3分の2に減り、繁殖成功率も下がっているという。

 イヌワシにとって種の存続の危機! この「第二のトキ」になりかねない状況を見かねて、ある企業がイヌワシの住む森を守る活動をスタートさせている。その企業こそ楽天株式会社。なぜなら、楽天が親会社であるプロ野球球団・楽天のマスコット「クラッチ」のモデルがイヌワシ(=ゴールデンイーグル)だからだ。


 2012年、「イヌワシを守ろうプロジェクト」と題してイヌワシに関する啓発活動をスタート。今ではこのプロジェクトを継承・発展させて、生き物の暮らしやすい環境を整えるために森林整備を全国で実施する「楽天の森」プロジェクト」を展開している。

 余談だが、宮城県をはじめとした東北地方にはイヌワシの繁殖地として確認されている場所がいくつか存在する。それゆえ、東北における「イヌワシ」への愛着は他の地域よりも高く、Jリーグ・ベガルタ仙台のマスコット“ベガッ太”のモデルもイヌワシで、球団旗にも鷲の絵が描かれている。東北で広く読まれている新聞、河北新報でだけは、楽天打線のことを「イヌワシ打線」と呼んでいることもまた余談だ。

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