◎#001 吉田楓(よしだかえで・神奈川県出身・右投右打)
女子だって打ってみたい!!
前回告知させていただいた通り、今号より女の子のための“打撃体験プロジェクト”が始まりました。
ここ数年、ちょっとイベントっぽく野球場に遊びに行く女子が増えているなんて噂がありますし、球場のビール売りやチケット係、さらにはスポーツ中継をサポートするアルバイトなども相変わらず大人気とのことです。女子プロ野球も年々認知度をあげ、注目を集めつつあります。
さて、世のフツーの野球好きの女子の事情を想像してみると、ふだんからテレビや球場で観戦をしているものの、実際にプレーするどころか、ボールを投げたり打ったりする機会さえほぼ無いのでは? 彼氏が野球好きならチャンスもあるかもしれませんが、女子だけだとキャッチボールをしたり、バッティングセンターに足を運んだりするのは、なかなか抵抗がありますよね。
そんな勝手な推測をもとに「週刊野球太郎」は、女子のための実践体験企画を立ち上げることにしました。その名も「打撃女子(だげきじょし)」!
彼女たちの、たまりにたまった“打撃欲求”に応えるため、『野球太郎』のスタッフがちゃんと指導を施し、そのあとガッツリ実践してもらう、という直球企画です。
企画の協力をしてくれたのは、女子大生だけで作っているフリーマガジン「Lily」(http://www.groundinglab.com/lily/)の編集スタッフたち。今回は記念すべき第一回目は、この雑誌のなんと編集長でもあり現役大学生の吉田楓さんです。
それではスタートです!(一番最後に動画もあります)
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◎打撃女子#001
吉田 楓(よしだかえで・右投右打) ■出身 神奈川県
■生年月日 1993年1月5日(20歳)
■学校名・学部名 東京外国語大学外国語学部(英)
鮮やかな赤いセーターで来てくれた吉田楓さんは、外語大で英語を学んでいるそう。将来の留学も視野に入れている才女です。彼女の打撃体験はどうだったのでしょうか?
――バッティングセンターに来たことってありますか?
友達や彼氏と来たことはありますが、実際に打つのは初めてで、最初はちょっと不安でした
――運動は得意?
中学、高校と硬式テニスをやっていましたけど、野球を実際にやるのは本当に初めてでした
――挑戦してみてどうでした?
初めてのバッティングに最初は戸惑いました。すごい速いんですね…。でもコツを掴んでボールにバットがあたるようになると楽しいですね! ストレス発散できます! 当たるととっても楽しいので。もっとうまくなりたいです
――マウンドに入ってから一人で一生懸命練習していた楓さん。感触はなかなか良かったようです。そんな楓さんにとって、野球のイメージってどうなんでしょう?
家族やまわりの人が早稲田大学を応援している人が多かったので自然と早稲田を応援するようになりましたね。観戦するのも好きです
――結構試合を観に行くんですね?
7回くらいは観てるかなあ。試合の流れの中で、お客さんが今はバッター! 今はピッチャー! みたいに1つのボールの動きに注目して、全員で熱くなれるところが野球の魅力だと思います。野球のことを知っている人と観に行くと色々と教えてもらえて楽しいですね
――野球をしている人ってどう思う?
私、イチロー選手がかっこよくて好きなんです。1つのことに真剣に打ち込むストイックさに憧れちゃいます。野球をしている人ってそういう真剣さがプレーの中で見えるので素敵です
――またバッティングセンターに来てみたい?
はい! これはハマるとやめられなくなりそうです。次は女友達だけで来てみたいです。みんなで打つとスカッとしそう!
ありがとうございました。楓さんのように野球は観るけど、実際にやったことはないという女子は意外と多いのかも。あなたの周りにも打撃女子候補はいるかもしれないです。そんな女の子をバッティングセンターに誘ってみてはいかがでしょう?