あわや初登板ノーヒットノーランのルーキー・加藤拓也。慶応義塾大出身の先輩名投手に続けるか!?
4月7日の広島対ヤクルト。プロ初先発となった広島のドラフト1位ルーキー・加藤拓也が初勝利を挙げた。序盤から好投を見せる加藤はヤクルト打線を封じ込め、8回が終わって被安打ゼロ。「プロ初先発でノーヒットノーランを達成するのでは……」と、球場内は次第に異様な雰囲気に包まれた。
しかし9回、バレンティンの安打でノーヒットノーランが絶たれ、続く雄平にタイムリーを浴び、降板。とはいえ、大記録達成とはいかなかったものの、今季の活躍を広島ファンに大きく期待させる快投だった。
加藤は慶應義塾大時代、通算24勝を挙げ、エースとして活躍。神宮球場のマウンドで躍動した。その慶應義塾大からプロに進んだ、加藤の先輩たちにスポットを当ててみよう。