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所沢の山賊超え!? 水爆にダイナマイト! 西武打線とプロ野球の歴代最強打線を比較してみた・前編

文=落合初春

所沢の山賊超え!? 水爆にダイナマイト! 西武打線とプロ野球の歴代最強打線を比較してみた・前編
 開幕から8連勝のロケットスタートを決めた西武。5月はやや落ち着いたものの、ゴリゴリの強力打線が期待通りに機能し、早くも「山賊打線」の異名がつけられている。

 きょうび、「山賊」のワードはなかなか耳にしないが、実はこれは福岡を本拠地にした前身・太平洋クラブライオンズ時代の応援歌からきている。2代目の応援歌の2番が「ごつい顔だよ 山賊打線」という何ともパワフルな歌詞。江藤慎一選手兼任監督が指揮を執り、基満男、土井正博、白仁天が在籍した時代で、確かにごついメンバーが揃っていた。

 西武に話を戻すと、今季の西武は4番・山川穂高がオープン戦での不調を忘れさせる大活躍で、ここまで13本塁打、43打点をマーク。5月下旬時点で森友哉が7番に回るほどのデキを見せている。8番の炭谷銀仁朗も打率3割に乗せており、メヒアや中村剛也(現在、左肩痛で2軍調整中)が控えに回るほどの強力打線。顔はともかく「山賊」たる迫力を見せている。

 今シーズン終了時、「新・山賊打線」はどこまで打ちまくっているのか。歴代プロ野球の最強打線を紹介したい。

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