前回このコーナーでは、11月27日に発表されたアメリカ野球殿堂候補選手のエピソードを紹介した。同様に11月29日、日本の野球殿堂博物館が、今年度の表彰候補者を発表。「プレーヤー部門」(引退後5年を経過し、引退後20年以内の者)の新たな表彰候補者には、野茂英雄(元近鉄ほか)、清原和博(元西武ほか)、桑田真澄(元巨人ほか)、鈴木尚典(元横浜)の4人の名が記されていた。
今回、清原・桑田のKKコンビが揃って候補選手になったことが大きな話題を集めているが、この2人の一学年下で、巨人時代にチームメイトだった男こそ、我らが木田優夫なのだ。『木田優夫のプロ野球選手迷鑑』の中では、数多くのKKコンビとの思い出が綴られている。今回は、そんなKKコンビのエピソードと、他の殿堂入り選手について掘り下げてみたい。