今オフも盛り上がったFA市場。丸佳浩(広島→巨人)、浅村栄斗(西武→楽天)、西勇輝(オリックス→阪神)、炭谷銀仁朗(西武→巨人)と今をときめくスター選手たちが次々と移籍を決めた。
FAといえば、やはり「年俸」が話題に上がる。たとえば、巨人は丸佳浩に5年総額25億5000万円(年俸、提示はすべて推定、以下同)の巨額契約を提示し、広島の4年総額17億円の提示を大きく突き放した。
「お金」なのか「お金じゃないのか」。FA移籍の一大テーマだ。もちろん、「お金」と言い切る選手はほとんどいない。これまでに「お金ファースト」を明言したのは、落合博満(元ロッテほか)ぐらいだ。
FA移籍の決め手は何なのか。歴史を振り返り、紐解いてみたい。