<大阪府の主な注目選手>
投手・葛川 知哉(大阪桐蔭・3年)
180センチ80キロ/右投右打
横手から140キロ前後のストレート魅力の本格派。センバツは故障上がりで力発揮できず
投手・本野 一哉(金光大阪・3年)
173センチ60キロ/左投左打
強く、差し込むストレート。肩ヒジを気にせず振り切った時のスライダーもキレる
投手・朝倉 優翔(堺東・3年)
165センチ64キロ/左投左打
小柄な体をダイナミックに使って投げ込む球に力。藤田宗一(元ロッテほか)を想起
投手・島原 達也(太成学院大高・2年)
186センチ76キロ/左投左打
荒削りながら魅力に溢れた大型左腕。大きな手を生かしたフォークを習得中
投手・東野 龍二(履正社・3年)
175センチ80キロ/左投左打
下半身リードからフィニッシュで球に体重を乗せ抑え込む。山本昌(中日)を彷彿
捕手・森 友哉(大阪桐蔭・3年)
170センチ80キロ/右投左打
春は高いレベルで攻守に苦しんだ。不安定な投手陣に対するリード面の成長期待
一塁手・近田 拓矢(大阪桐蔭・3年)
180センチ85キロ/右投右打
フルスイングと飛距離が魅力も対応力もある。昨秋打率はセンバツ出場選手中1位
三塁手・笠松 悠哉(大阪桐蔭・3年)
180センチ77キロ/右投右打
大舞台の強さと飛ばすツボを持つ。苦手コース、攻めにどこまで粘って対するか
遊撃手・水谷友生也(大阪桐蔭・3年)
175センチ75キロ/右投右打
決して慌てた動きをしないが、打球への入りは常に速い。守りのスペシャリスト
外野手・林田 竜郎(大商大堺・3年)
180センチ77キロ/右投右打
投げても140キロ超えの肩と攻守のスピード感。今、求められる三拍子揃う右の外野手
<大会展望>
戦力は抜けている大阪桐蔭だが…
センバツ以降、大阪桐蔭絶対の空気がやや薄れてきた。投手陣に不安があり、野手陣も常に複数の故障者を抱える状態。本番までに、どこまでまとまれるか。昨秋に続き、春の大会も制し、大阪桐蔭にも連勝中の履正社が対抗。夏に同様の戦いができるかだけだ。2強を倒すとすれば金光大阪と大商大堺。金光大阪は2000年以降3度甲子園に出場、大商大堺は甲子園未出場も常に各大会で上位をうかがう実力校。ともに今年は投手力が安定し、波に乗れば可能性は十分。