この1冊で高校野球“通”になるとご好評いただいた『野球太郎 SPECIAL EDETION 全国高校野球大図鑑』の2019年最新版が3月下旬に発売。目玉は、全国各地の強豪校を1998年以降の実績を重視してポイント化し、『野球太郎』が独自に作成した全国強豪校ランキング。ここには歴史に基づきながら、なるべく「現在の力」を反映させたいという意図がこめられている。
巻頭で展開されるランキングは「全国有力校ランキングTOP100」のほか、「春のセンバツランキングTOP50」、「夏の甲子園ランキングTOP50」、「49地区内実績ランキングTOP50」、「プロ野球選手輩出ランキングTOP50」、有名大学・社会人チームに送り出した選手数を探る「進路ランキングTOP50」を掲載。いずれも単に何勝したなどの羅列ではなく、わかりやすく比較できるようにポイント化している。巻末には「都道府県別・春夏甲子園通算勝利ランキング」「高校別・春夏甲子園通算勝利ランキング」も載っており、多岐にわたる。
また昨夏の100回記念大会を踏まえた「高校野球事情2019」のほか、「1998年以降、甲子園で最も強かったのはどこ?」、甲子園にあと一歩届かない高校を紹介する「めざせ初の甲子園! 真の悲願校を探せ!」、私立優勢となる歴史をグラフとともに紐解く「春夏甲子園出場校 公立・私立割合の変遷」などの分析記事、コラムも充実。耳馴染みのない校名を聞いて「ん?」と思うことの多い方には便利な「校名変更・学校統廃合一覧」も掲載されている。
そして、ページの大部分を締める「全国49地区有力校ランキング&チームガイド」も白眉。49地区ごとにランキング上位10傑、地区の最新情勢分析、地区ごとの通算成績、ランキング圏外を含めての注目校の紹介、なかなかメディアでは取り上げられない情報を伝えるコラムと、各地区の勢力図がまるわかりの内容になっている。