プロ野球で観客を沸かせる勝負といえば、同じ学年の「ヨコつながり」対決と、同じ学校の先輩後輩の「タテつながり」対決。
ドラフト指名を受けた選手が、対戦したい相手を聞かれた時、同級生や高校の先輩の名前を挙げることが多い。これはファンにとっても、楽しみな勝負だ。
今年5月に実現した、松井裕樹(楽天)と森友哉(西武)の同学年初対決は、名勝負の第一章を感じさせるものだった。大阪桐蔭でバッテリーを組んだ森と藤浪晋太郎(阪神)の同校先輩後輩対決は、今年のオールスター最大の見せ場だった。