File.025前手スイング
フォローの大きなスイング
■練習法/ネットに向かっての素振り。肩の高さで両腕を目いっぱい伸ばした位置に目印を結び付け、目印にバットの先端が当たるようにスイングする。イメージするコースはインコースの高めだ。
■狙い/フォロースルーの大きいスイングを身につける。北神戸中・山内監督の持論は「前を大きく」。そのために、フォロースローで後ろ手を放して、あえて前手一本にする時期もある。
腕の使い方でポイントになるのが、前手で行う裏拳だ。ヒジから先をしならせて、裏拳を打つようにバットを前に放り投げると、フォローが大きくなりやすい。
■注意点/ネットに当てるには、センターへの意識が必要になる。飛ばしたい方向にバットを投げ出すイメージを持ってみよう。中学生に多いのは、スイングの弧が小さいこと。円軌道ではなく楕円軌道を目指そう。
▲ネットにつけた目印に向かって、バットを振り抜く。目印を目標にすることで、フォローの大きなスイングが身につきやすくなる。前の手で裏拳を打つイメージで、振ってみよう
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