本邦初公開。これがラガーさん式・甲子園観戦7つ道具だ!
おつかれさまです。ラガーさんです。
実は前回のこのコーナーの内容に関して、お詫びしたいことがあります。注目校として奈良大付と松山東の2校を挙げたんですけども、その後、甲子園練習をチェックして、優勝候補は常総学院に変更したくなりました。とにかく打線の破壊力がスゴかったんですよ!
実際、初日第三試合では14点を奪って大勝しました。読者の皆さんからは「遅出しジャンケンだ!」ってご批判を受けそうですけど、『野球太郎』編集部にはちゃんと開幕前に伝えたんですよ。本当です! ラガーさん、ウソつきませんから。
さて今回は、ラガーさんの甲子園観戦に欠かせない7つ道具をご紹介したいと思います。ここまで出すのは初めて。『週刊野球太郎』でしか明かさないラガーさんの秘密です!
(1)ラガーシャツ
ラガーさんといえばやっぱりコレです。今大会はラガーシャツを20枚ぐらい持ってきています。
(2)黄色い帽子
帽子は何個持ってきたのか……3つだったかな? 春は夏に比べて帽子が汚れにくいので夏よりは少ないですよ。
(3)寝袋
春は朝晩寒いので、寝袋だけじゃ寒いんですけどね。毎回、知り合いから毛布を差し入れしてもらうことでしのいでいます。
(4)大会通しチケット
バックネット裏のこの席の定価は2000円。大会は11日間だから本来の定価は22000円のはずですが、この通しチケットは予備チケット4枚も付いて20000円です。ありがたいね。大事なので肌身離さず持っています。センバツは結構予備チケットを使うことが多いんですよ。ちなみに春は毎年緑色のチケットで、夏のチケットは毎年色が違います。
(5)メガホン
昨年夏の大会から導入したのがメガホンです。でも、夏の大会ではピンク色のメガホンを使ったら色がうるさいというご批判もいただきました。今大会では使用頻度や色も含めて検討課題です。
▲センバツでは、どんなメガホンを使うのでしょうか?
(6)携帯電話
ラガーさんにとってはなくてはならないライフラインです。甲子園に来て久しぶりに会う人との連絡に使ったり、情報収集に使ったりと大活躍です。ちなみにスマホじゃなく、ガラケーを使っているので、このスマホマガジン『週刊野球太郎』は恥ずかしながら直接は見れていません……。せっかく自分のコーナーがあるのに残念だよね。大会中に充電はどうしているのか? それは内緒です。
(7)シマシマ手袋&シマシママフラー
ラガーさんは暑さと比べれば寒さには強いんです。手袋とマフラーがあれば大丈夫。試合中はしてないことの方が多いですよ。夏はこの防寒具の代わりにクーラーボックスを持参します。
よく、双眼鏡は使わないんですか? と質問されます。実は以前に一度使ったことあるんですけど、どうもしっくりきませんでした。やっぱり、あの場所は生で見ないともったいないですよ。肌で感じたことが大事なわけですから。
あと、よく下を向いていることがあるけど、アレは何をしてるの? 寝てるんですか? ということも質問されます。ラガーさんは下を向いているときは基本的に野球雑誌や新聞などで選手の情報をチェックしているときです。寝てなんかいませんよ! なので、野球雑誌も7つ道具に入れようかと思ったんだけど、観戦仲間から借りたものだったり、大会途中にボロボロになって使えなくなることもあるから挙げませんでした。
さて、あれほど待ち遠しかったセンバツ甲子園も早くも4日目に突入です。今大会はここまで打撃戦が多くて楽しいですね。あと1週間ちょっと。センバツは、本当にアッという間に終わってしまうんですよね。体調を崩さないようにラガーさんも頑張ります!
■ラガーさん・プロフィール
本名、善養寺隆一(ぜんようじ・りゅういち)。左投左打。1999年から、春のセンバツ、夏の選手権大会全試合を甲子園のバックネット裏最前列で観戦している。ネット裏で観戦する約100名のファンでなる「甲子園8号門クラブ」に所属している。黄色い帽子とラガーシャツがトレードマーク。夢は母校の都立文京高校を甲子園で応援すること。
(構成=オグマナオト)