失うものは何もない。年棒800万の苦労人・桑原謙太朗(阪神)が覚醒。16試合連続無失点をマーク!
5月21日、神宮球場で行われたヤクルト対阪神。5回裏に追加点を奪われ、なお1死一塁という場面で登板した桑原謙太朗(阪神)は、バレンティンを空振り三振、今浪隆博をセカンドゴロに抑え、ピンチを断ち切った。
続く6回裏も三者凡退に抑えると、7回表、阪神はルーキ(ヤクルト)の敬遠暴投という「アシスト」もあり、3点を挙げ逆転。そのまま岩崎優、マテオ、ドリスとつないで逃げ切った。
2番手の桑原に3勝目がつくと同時に、このイニングまたぎの好投で、桑原の防御率は0.93と0点台に突入した。