File.045助走スローイング
全身を使って大きく投げる
■練習法/バックネットの手前から助走をつけて、二塁へ送球する。全身を使って思い切り投げてみよう。
■狙い/シートノックにこのメニューを取り入れているのが、北神戸中の山内監督だ。細かいコントロールよりも、いかに全身を使って、強い球を投げるかがポイント。コントロールや捕ってからの早さを気にするのは、しっかりと体を使って投げられるようになってからで遅くはないという考えからだ。
キャッチャーは捕ってから早く投げようとしたがるため、捕球後すぐに右耳の横にボールを持ってくる教えがあるが、山内監督はそれもさせていない。大きく投げられるようになってから、小さく早く投げることを覚える。
■注意点/踏み込む軸足の内側を二塁ベースにしっかり向けよう。ピッチャーがプレートを踏むときと同様に、内側に向けることで体のひねりを利用できる。
▲ネットの手前から助走をつけて、体全体でスローイング!
どんな練習か動画でチェック!