世界ベスト4が決まった「WBSCプレミア12」。2週間にわたって繰り広げられた、国の威信をかけた戦いも大詰めを迎えている。
我らが侍ジャパンも1次ラウンドを全勝で突破。決勝ラウンドに駒を進めた。その1次ラウンド全5戦で4番を務めたのが中村剛也(西武)だった。
小久保JAPAN発足以降、全試合で4番をつとめてきたのは中田翔(日本ハム)。しかし大会前までは決して結果が出ていたとはいえず、中村に白羽の矢がたったというわけだ。
ところが大会に入ってみれば、今度はその中村が絶不調。打順降格の憂き目をみた中田が大活躍している結果となっている。
しかし、中村の実力はこんなものではないはず。今年のレギュラーシーズンでは37本のホームランを放ち、2年連続6回目のタイトルを獲得した中村。このホームラン王6回というのは、以下のランキングのとおり、かなりの偉業だ。