《週刊巨人特集》〜巨人よ、巨人たれ〜 やるならド派手にヒールに徹してくれ!
「4番ばかり集めても勝てない」
長年に渡って巨人への恨み節として言われ続けている台詞がこれだ。確かにかつての巨人の補強はすさまじかった。
FAでは落合博満(1993年)を皮切りに広澤克実(1994年)、清原和博(1996年)、江藤智(1999年)、小笠原道大(2006年)、村田修一(2011年)と他球団の4番級打者を次々と獲得。
FA以外でも相手球団のゴタゴタにつけ込み、小久保裕紀やサブローを獲得。それだけではない、古くはシピンから始まり、ハウエル、ペタジーニやローズ、李承?、ラミレスなど、他球団で活躍した外国人選手にも触手を伸ばし、ド派手な補強を続けてきた。
そして、多くの選手が衰えが見えると冷や飯を食わされ、巨人を去っていった……。