File.036イス立ち上がり投げ
股関節に力を感じる
■練習法/イスに座った状態から尻を上げ、股関節に力が入ったことを確認してから、軸足→前足に体重を移し替えて投げる。尻が後ろに突き出た「く」の字をイメージする。両足は肩幅よりも広めにとり、軸足のつま先をやや外側に開いておく。
■狙い/股関節に力が入った状態を体感する。松島中の猿橋善宏監督曰く、「イスから立ち上がると、この感覚がわかりやすい」。
ただし、立ち上がるときに頭を前後にぶらさないようにする。また股関節に力を感じながら、ゆっくりと立ちあがることもポイントになる。
■注意点/なるべく、ヒザではなく股関節で体を動かすことを覚えよう。気をつけてほしいのは、イスに座ったときの姿勢。ヒザの真下に足首がくるようにしておこう。ヒザよりも尻側に足首が入ってしまうと、ヒザのクッションを使いやすくなってしまう。
▲つま先をやや外側に開き、イスに座る
▲頭を前後にぶらさないようにして立ちあがる
▲軸足→前足に体重を移し替えて投げる
どんな練習か動画でチェック!