1991年、それまで「オリオンズ」を名乗って東日本を転々としていたチームが千葉へ移転。新しい本拠地が海辺にあることから、「海兵隊」を意味する単語を使ってチーム名も変更した。こうして生まれたのが千葉ロッテマリーンズである。
2度に渡るボビー・バレンタイン監督の招聘を経て、チームは徐々に強化され日本一も達成。川崎球場に閑古鳥が鳴いていたオリオンズ時代は今や昔、現在は「マリサポ」と呼ばれる熱い応援団に支えられる人気チームとなった。
このような外国人監督の起用、サッカー風の応援、そして「下克上」によるドラマチックな日本一と、ダイナミックなイメージのロッテだが、一方で落ち着いているものもある。選手の背番号があまり変わらないのだ。