【プロ野球引退物語2017】ミスター3ラン・森野将彦は背番号「3」を継承するはずだった!?
井口資仁(ロッテ)の引退試合が行われた9月24日。ナゴヤドームでもひとりの男が引退試合に出場した。落合博満監督時代の中日で主力として活躍した森野将彦だ。引退試合では井口のように劇的な本塁打を放つことはできなかったものの、最後の勇姿を多くのドラゴンズファンに見せてくれた。
森野といえばやはり「ミスター3ラン」の愛称が有名。2007年には18本塁打中8本が3ラン本塁打。また、最後の本塁打となった2016年7月10日の神宮球場・ヤクルト戦でも3ラン。3ラン本塁打の話題には事欠かなかった。
しかし、森野には本塁打以外にも「3」にまつわるエピソードがあるのだ。