今年もさまざまな記録が生まれたプロ野球。「トリプルスリー」のように、今季どうだったか!? という単年勝負で生まれる記録には、アスリート独特の“一瞬に賭けるパワー”を感じ、興奮する。その一方で、山口鉄也(巨人)の日本記録「8年連続60試合登板」ように、継続力が問われる記録こそ本当のプロフェッショナル、とも言い表すこともできる。 ただ、記録はいつか途切れてしまうもの。何年も継続してきたにもかかわらず、今季途切れてしまった記録もいくつか存在する。代表的な3例を振り返ろう。