御存知の通り、今シーズンのヤクルトはセ・リーグ最下位に沈んだ。16連敗を喫するなど、5位の中日からも9ゲーム離される屈辱的なシーズンだった。ただ、かなり負けたが、それでも50勝82敗1分で勝率.418なのである。2017年の45勝96敗2分、勝率.319がいかに凄まじかったがよくわかる。
そんなヤクルトは序盤戦こそ好調だったが、徐々に徐々に負けが込み16連敗でとどめを刺された。しかし、筆者が感じた「優勝を逃してしまうのではないだろうか」といった予感めいたものや、「いや、これはまずいな」と感じたターニングポイントは別にあった。
それは4月30日から5月2日にかけて行われた、DeNA対ヤクルト(横浜スタジアム)の3連戦である。