前年の天覧試合に引き続き、1960(昭和35)年のこの日、後楽園球場で行われた南海vs大毎は、今上天皇である皇太子明仁殿下と美智子様が観戦された台覧試合。明仁殿下にとっては8歳のときに金星vs東急(2回降雨ノーゲーム)以来となる生観戦となった。首位争いを繰り広げる両軍の戦いは、延長にもつれ込み、最後は南海・野村克也の勝ち越しタイムリーで勝利を決めた。