捕手から二塁手へコンバート後、アストロズ不動のリードオフマンとなったビジオ殿堂入り/第98回
今回殿堂入りした4人の名選手の中で、3番目に描いたのは、クレイグ・ビジオ元二塁手です。とても好きな選手でした。
アストロズ一筋20年。1988年のMLBデビュー時は捕手でしたが、1992年に打撃力を生かすために二塁手へコンバート。通算3060本のヒットを積み重ねた、偉大なリードオフマンでした。シュアな打撃、そして時にはパンチ力も見せ(MLB歴代2位の先頭打者本塁打53本)、二塁打が多いことも特徴の1つでした。史上2人目の二塁打50本&50盗塁の“50-50”を1998年に達成しました!
守備でも、ゴールドグラブ賞を4度受賞の実力がありました。
野茂英雄投手がドジャースでデビューした時、当時のナ・リーグの対戦打者であったビジオ選手を見て、打撃も守備も走塁にも優れたオールラウンダーなのだ、と思って見ていました。いずれまた、打っている場面のイラストも描いてみたいと思います。
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絵と文=横山 英史(よこやま・ひでし) /1980年生まれ。野球を題材にしたイラストを得意とするイラストレーター。スポーツ雑誌のイラストやオリックス・バファローズの選手紹介イラスト(2003〜2005年)や、メジャーリーグ カンザスシティ・ロイヤルズのクラブハウスに飾られているチーム歴代プレイヤーを描いた作品なども制作。
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