かつての福岡のプロ野球チームといえば、野武士軍団・西鉄ライオンズだった。しかし西鉄が身売りし、ライオンズの所沢移転に伴って、1978年から10年に渡り福岡にはプロ野球チームが存在しなかった。
そんな中、1988年にダイエーが南海電鉄からホークスを買収したことで、再び福岡にやプロ野球の火が灯る。福岡ダイエーホークスの誕生である。
移転当初はなかなか勝つことができなかったが、徐々に戦力を整え、1999年に初優勝を果たすと、翌年には連覇を達成。一気にパ・リーグの強豪へ駆け上がっていった。
2004年には親会社の経営不振から、身売りや合併騒動が持ち上がったが、ソフトバンクが買収したことで一件落着。チーム名を福岡ソフトバンクホークスに改めて船出を切った。
勢いのある親会社のバックアップを受けて、チームの勢いもさらに加速。今やパ・リーグという枠を超えて、プロ野球界の中でも抜きん出た強さを誇っている。
そんなダイエーからソフトバンクへとつながる時代の中で、脈々と受け継がれているレジェンド背番号を今回は紹介しよう。