現役引退を決意した2010年のシーズン途中、矢野燿大は「チームに迷惑をかける」と、自らファーム行きを直訴した。 常にチームのこと、投手のこと、そしてファンのことを気遣った現役生活20年間を全う。5年という充電期間を経て、再び阪神変革のために作戦&バッテリーコーチとして矢野が立ち上がった。