今季から日本ハムでプレーしている台湾出身の王柏融がまずまずの活躍を見せている。7月9日のロッテ戦で右肩を痛め登録抹消となり(1カ月程度休養の見込み)、規定打席は割り込んでしまっているものの打率.281、3本塁打、32打点を記録。
三冠王や、打率4割を2度記録した台湾時代と比較すればやや物足りなさは感じられるが、来日後は新たに対戦する投手ばかりで、NPBとCPBL(台湾プロ野球リーグ)のレベルや選手層の厚さも違う。その事情を考慮するなら、及第点と言っていい成績だろう。
ほかにも今季は陽岱鋼(巨人)、宋家豪(楽天)、陳冠宇(ロッテ)らがプレー。これまでに多くの台湾出身の選手がやってきたが、今回は日本球史にその名を刻んだ台湾人助っ人をピックアップしたい。