いぶし銀。野球界では使い古された言葉だが、元々は「燻し(いぶし)をかけた銀」、つまり「つやのない灰色」のような色を指す。 現代ではこれを意訳し、「味わいのある人」や「派手さはないが確かな実力を持つ人」の呼び名として使われている。 2015年オフ、そんな「いぶし銀」の代表格・井端弘和が現役生活にピリオドを打った。