学生の就職活動では、採用に至らなかった際の企業の対処方法が問われることがある。
その学生は入社希望者でありつつ、市井の消費者でもあるからだ。下手な対応によって心象を損ねることで、将来の顧客を失ってしまうことも。場合によってはクレーマーになってしまう可能性も考慮しなければならない。
プロ野球の世界でも似たようなケースがある。指名を検討し、結局指名しなかった(できなかった)選手が、将来その球団に牙を剥く可能性がある。特にその当事者になることが多いのが巨人だ。ドラフトのドラマが生み出した「巨人キラー」を振り返ろう。