6月27日、雨天順延の影響で予定日より1日遅れとなったが、東京ヤクルトスワローズのマスコット・つば九郎が通算1500試合連続出場の偉業を達成した。1994年のデビューから22年目での快挙に、“球界のご意見番”こと張本勲氏(元東映ほか)も「あっぱれ!」を贈ったことが話題となった。
つば九郎も立派だが、この偉業の影にはマスコット界をともに盛り上げてきた他球団マスコットたちの存在があることも注視しておきたい。そして、阪急の“ブレービー”とオリックスの“ネッピー”の中に入って「マスコット界のパイオニア」として奮闘した島野修氏など、先人たちが未開の地を切り開いたからこその偉業だ、ということも忘れてはならない。
その「先人」の中には、ヤクルトのマスコットも含まれているのをご存じだろうか? つまり、つば九郎直系の先輩マスコットが存在したのだ。ヤクルトスワローズのマスコット史を振り返ってみよう。