再びチームの「柱」へ。目下、パリーグの隠れ首位打者、楽天・聖澤の活躍に注目せよ!
出場機会を減らした中堅選手が、再びチームの「柱」になるべく活躍を続けている。プロ9年目の今季、目標に「100試合100安打」を掲げる楽天の聖澤諒だ。
野村克也監督時代の2007年、大学生・社会人ドラフト4位で國學院大から楽天入り。1年目から代走などで出場した。2010年にマーティ・ブラウン監督の抜擢を受け、センターのレギュラーに定着すると、星野仙一監督が指揮を執った4年間は主力としてプレー。2011年は球団初の全試合出場。翌2012年は52盗塁で盗塁王。4年連続規定打席到達の2013年は日本シリーズでチームトップの打率.471を叩き出し、日本一に貢献した。しかしこの2年間、ケガや不振で出場機会が減少、成績も下降の一途をたどっていた。