“キズナ”による運命的な決着をみた第80回記念の日本ダービー。そして今週末には、こちらも110周年という記念の年である「早慶戦(慶早戦)」が神宮球場で開催される。
※慶應義塾大関係者からは「慶早戦」と呼ばれるが今回は「早慶戦」で統一します。
すでに東京六大学春季リーグ戦の優勝争いから脱落してしまった早稲田大と慶應義塾大だが、“日本最古のダービー”とも言えるこの試合には、六大学の覇権を超えた因縁や魅力が満ちあふれている。そこで今回の「クローズアップ得点圏内」では、“早慶戦が生み出してきたもの”をいま一度振り返り、この戦いの意義を見直してみたい。