第二十五回/ロビンソン・カノ&ホゼ・レイエス(WBCドミニカ共和国代表)
イラストレーター・横山英史と申します。このコーナーでは、ベースボールを題材にして、それをイラストで表現しています。
第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦は、ドミニカ共和国がプエルトリコに3-0で勝利して、初優勝を成し遂げました。第1ラウンドから8試合全勝の快挙、他国の代表チームを寄せ付けない圧倒的な優勝でした!
今回のイラストは、猛烈な打撃でチームを牽引して、大会MVPに輝いたカノ選手と、決勝戦でも初回の先制点のきっかけとなる二塁打を打つなどして、多くの場面でチャンスメークをしたレイエス選手を描きました。
情熱的でそして陽気にベースボールをプレーする姿、そして、優勝が決まった瞬間、満面の笑顔と喜びを全身で表すような、フィールドでのセレブレーションがとても印象的でした。観ているだけの私たちも、なんだか楽しくなりますよね。
メジャーリーガーを多数輩出しているドミニカ共和国。
ずいぶん前から、一度この“カリブの野球大国”で、本場のラテンのベースボールを観てみたいと思っていましたが、今回のWBCでの優勝を観て、その想いがよりいっそう強くなりました。
まもなく開幕する、メジャーリーグのレギュラーシーズン、ドミニカン・プレーヤーの活躍を観るのも楽しみです。
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絵と文=横山英史(よこやま・ひでし) /野球を題材にしたイラストを得意とするイラストレーター。スポーツ雑誌のイラストやオリックス・バファローズの選手紹介イラスト(2003〜2005年)や、メジャーリーグ カンザスシティ・ロイヤルズのクラブハウスに飾られているチーム歴代プレイヤーを描た作品なども制作。1980年生まれ。
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