5月4日の広島vs.巨人。同点で迎えた9回裏1死満塁の場面での珍事件は大きな話題となった。広島・小窪哲也の打球は高々と上がり、インフィールドフライが宣告された。しかし、巨人守備陣はこのフライをお見合い。そこで、三塁走者の野間峻祥がなぜかスタートを切り、ボールを拾った一塁手・フランシスコもフォースプレーだと思い本塁を踏むが、この場合は走者へのタッチが必要なため、野間の生還が認められた。まさかの結末で、広島のサヨナラ勝ちとなった。
プロアマ問わず、このようなルールの細部を突いたプレーは何度も起こっている。その出来事が起こるたびに「こんなルールがあったのか」と改めて野球のルールを再認識する野球ファンは多いだろう。過去に起こった事例を改めて振り返ってみよう。