砂つかみ、打撃妨害、サヨナラ死球!? 地味で堅実な名捕手・石原慶幸が魅せるインチキとは?
各選手が2月1日のキャンプインに向け自主トレを公開しているなか、広島東洋カープの新井貴浩が、12年連続で鹿児島市最福寺での護摩行を行ったニュースが報じられた。
護摩行とは、数千本の護摩木を燃やし、炎の前で読経を行う荒行である。
プロ野球ファンには有名なその護摩行に、広島のベテラン捕手・石原慶幸が10年間同行していることは存知だろうか?
新井と比べ、色々な面で地味な感は否めない石原。同じ苦行に臨んだにも関わらず、行ったことすらも報じられないほど扱いが小さいのは、少なからず不憫な気がする。
だがしかし、しれっと護摩行に参加していることに限らず、実は知る人ぞ知る珍記録保持者であり、数々の珍プレーを演出してきた「エンターテイナー」だということは、あまり知られていない。
幾多の逸話を持つ“名捕手”石原。その石原が見せる不思議な魅力をここに紹介したいと思う。