File.042ワンバンストップ
ボールとの距離感を測る
■練習法/【File.041ワンバウンドフットワーク】とは違い、実際にボールを投げて距離感をつかむための練習。バッテリー間に近い距離から、パートナーがワンバウンド以上するゆるいボールを投げて、キャッチャーが止める。
■狙い/実際の試合と同じ距離で行うことに意味がある。
「大事なのは距離感です。近い距離での練習は反射を鍛えるにはいいですが、試合につながるかというと、どうでしょうか」(松陽中・井上監督)
この練習は2009年に愛知トレーニング交歓会で講師を務めた福田功さん(元中日コーチなど/現・楽天統括本部運営部長)も推薦していた。ヒザを着いて捕るべきか、ギリギリまで判断して見極めることが実戦につながっていく。
■注意点/ワンバウンドを止めるときはつま先に注意。つま先を曲げて、土をかんだ状態にしておかなければ、次の一歩が出てこない。
▲マウンドからワンバウンドやツーバウンドを投げる
▲バウンドを止めるか、ノーバウンドで捕るかを見極める
▲つま先に注意。つま先で地面をとらえておくこと
どんな練習か動画でチェック!